電気代の計算方法
家電の電気代は、次の式で計算できます。
電気代(円)= 消費電力(W)÷ 1,000 × 使った時間(時間)× 単価(円/kWh)
たとえばドライヤー(1,200W)を1日10分使うと、1,200 ÷ 1,000 × 10/60時間 × 31円 = 6.2円です。30日で186円になります。Wを1,000で割るのは、電気料金がkWh(キロワット時)単位で決まっているからです。
単価の31円/kWhは何の数字?
家電のカタログや店頭の電気代表示に使われる「新電力料金目安単価」で、全国家庭電気製品公正取引協議会が2022年7月に改定した数字です。記事によっては27円/kWhなど別の単価で計算しているので、ほかのサイトと結果が合わないときは単価を確かめてください。
実際の単価は、契約しているプランや、毎月変わる燃料費調整額・再エネ賦課金によって違います。検針票(電気ご使用量のお知らせ)の請求金額を使用量で割ると、基本料金なども含めた自分の単価がわかります。上の「検針票から自分の単価を出す」で計算できます。
エアコンやこたつは、定格消費電力で計算すると高めに出る
カタログの「消費電力」は、フルに近い運転をしたときの数字です。エアコンはインバーターで出力を細かく変えるので、6畳用のスタンダード機(アイリスオーヤマ IRA-2206R)でも、冷房の消費電力は定格550Wに対して130〜800Wの間で変わります。
1年分の電気代を知りたいときは、カタログの「期間消費電力量」を使うほうが実態に近くなります。この機種は冷房229kWh、暖房488kWh、合わせて717kWhで、31円/kWhなら1年で22,227円です。計算機の「年間消費電力量から」に切り替えると計算できます。
こたつや電気毛布、オイルヒーターも、温まると入り切りを繰り返します。山善のこたつ(GKL-F802)は定格510Wですが、1時間あたりの消費電力量は強で約170Wh、弱で約80Whです(カタログ値)。
消費電力の調べ方
- 本体の側面や裏にあるラベル(定格銘板)の「消費電力」
- 取扱説明書や、メーカーのサイトの仕様表
- 冷蔵庫・エアコン・テレビなどは、カタログに「年間消費電力量」も載っています
- 実際に使っているときの電力は、コンセントに挿して測る電力計(ワットチェッカー)で測れます
強・弱を選べる家電は、ふだん使う方の数字を入れてください。電子レンジは「600W」などの出力と消費電力が別の数字なので、本体の「消費電力」を見てください。
よくある質問
待機電力の電気代はどれくらい?
1Wの待機電力でも、1年つけっぱなしで1 × 24時間 × 365日 ÷ 1,000 = 約8.8kWhです。31円/kWhなら約272円になります。
200Vの家電でも計算できる?
できます。消費電力(W)がわかれば、電圧に関係なく同じ式で計算できます。
1ヶ月や1年は何日で計算している?
1ヶ月は「1ヶ月に使う日数」に入れた日数です(はじめは30日)。1年は「1ヶ月の電気代 × 1年に使う月数」です。エアコンの冷房のように季節だけ使う家電は、月数を使う月だけにしてください。
入力した内容はどこかに送られる?
送られません。計算はすべてこのページの中で行っています。一覧と単価は、次に開いたときのために、このブラウザの中にだけ保存します。
出典
- 日立 冷蔵庫のよくあるご質問(目安単価31円/kWh)
- アイリスオーヤマ スタンダードエアコン Rシリーズ(IRA-2206Rの仕様)
- パナソニック 冷蔵庫 NR-E458PX 仕様
- こたつの電気代(レンティオ、山善のカタログ値を掲載)
- 家電の消費電力(Selectra、パナソニックのカタログ値を掲載)
計算結果は目安です。実際の電気代は、契約プランや使い方、季節によって変わります。